インターンシッププログラム②

海外ジョブチャレンジ事業

沖縄県が行う海外インターンシッププログラムのこと。期間によって呼称が異なり、10日間の『短期インターンシップ』と3ヶ月間の『長期ジョブトレーニング』があります。どちらも給料は発生することはなく無給です。
また、生活費などの必要経費のほとんどは自己負担となっておりますが、現地での滞在費(ホテルもしくはアパートメント)・研修費・海外傷害保険料は沖縄県が負担してくれるようです。

この事業は、短期と長期で目的が異なっており、短期の場合だとグローバル人材育成や積極性の向上です。長期の場合になると、国際感覚を磨きグローバル人材の育成と海外での就職となっているようです。

募集対象者は、短期だと短大生や専門学校生に門戸が開かれているが、長期だと大学生や大卒が対象となっています。ちなみに年齢はどちらも35歳未満となっています。
(短期と長期で募集対象が異なるのは、短大生や専門学校の場合はビザの取得が出来ないことがある理由からです。そのため、ビザ取得が可能であれば短大であっても長期プログラムに参加出来る場合があるようです。)
沖縄県が行う事業なので、当たり前と言えば当たり前なのですが、沖縄県内に住民票があるか、沖縄県内の大学に通っていないと応募資格がありません。

海外インターンシップ先は、中国(上海や香港)か東南アジア(ベトナム・マレーシア・インドネシア・シンガポール・タイ)となっており、日本人経営者(特に沖縄出身者が多い)の会社や企業が受け入れ先となっています。

上述したように必要経費のほとんどが自己負担となっており、最低限必要なのは渡航費(往復の航空チケット)・食費(滞在期間中の食費)・交通費(現地での交通費)で国よって異なりますが目安は短期だと10万円前後で長期だと25万円前後となるようです。

短期インターンシップと長期ジョブトレーニングの双方共に事前研修と事後研修に加え、期間中や期間後のレポートの提出が必要となっています。