インターンシップ体験談④ 京都 大学生 21歳 男性

読者からインターンシップ体験談を投稿いただきました。

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投稿者:ノボルさん
年齢:21歳
性別:男性
職業:大学生
出身:京都
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私は京都にある私立大学に通う大学生です。
3回生になってから1年間の休学をして、フィリピン・セブ島にある語学学校「クロスロード」に3ヶ月間語学留学をしてから、ハノイにある日系人材紹介会社へインターンシップをしました。
私が通っていた語学学校でも就職を斡旋してくれるようですが、語学留学へ行く前からインターンシップサイトでインターン先を見つけていたので、語学学校のプランを利用することはありませんでした。
私がインターンシップ先に人材紹介会社を選んだのは、将来就職活動をする際に役立つと考えたからです。それは、インターンシップ先の企業側の考えだけでなく、人材紹介会社を利用している企業様の考え方がわかるようになるのではと考えました。雇用企業様の考えや視点がわかれば、企業側が欲しがる人材を理解することが出来ます。これらが理解出来れば、今後私自身のキャリアを形成していく中で、どのようなステップを歩んで行けば良いかや、目標が明確にすることが出来ます。
またベトナム ハノイを選んだ理由は、大学の部活の先輩が駐在員として赴任されていること、志望企業の一つがハノイに進出していたことが理由として挙げられます。
実際にハノイでインターンシップをした経験としては、非常に良かった反面迷いが生じたのも事実です。
非常に良かったことは、ハノイにある日系人材紹介会社が、ベトナムで10年以上も人材紹介会社を経営していることから日々多くの求職者と接することができました。求職者は日本人だけでなくベトナム人や、外国人がいて、常に求職者の視点を身近に感じられたことです。テレアポは嫌でしたが、何度か一人で営業に行かせても頂け、企業様の生の声(特に採用担当者)が聞くことが出来て目的にしていたことが、ほとんど得ることが出来ました。
迷いが生じたことは、大きな迷いは2つです。1つは海外就職(特にベトナム)もありだと思ったことです。インターンシップをするまでは、大学生活終わったら旅行であっても、海外へ行く機会はないだろうし、ましてや長期なんてありえないと思っていたのですが、街中を歩いていると肌で感じる熱気のせいでココで働きたいという衝動が湧いてきてしまいました。生まれてからずっと京都市内の学校以外には通ったことがなく、また大学を卒業したら京都で働くことが当たり前だと思っていたのにです。
もう1つは、人材紹介会社の仕事が楽しく、人材紹介会社で働くことも悪くないのかと考えるようになりました。人と接するのは好きなのですが、理系人間でPCオタクなのでIT企業しか志望していなかったので、これは自分の中でも新しい発見でした。
復学までしばらくあるので、親や友達、先輩に相談しながら、今後の就職先を考えようと思います。

私はインターンシップで素晴らしい経験を得ることが出来たので良い選択でした。